四つ葉のクローバーは「見つけたら幸運が訪れる」という言い伝えがあるように、幸福のシンボルとして洋の東西を問わず人気があります。
クローバーであるシロツメクサの葉は3つの小さな葉が集まってできる三小葉で、先が丸みを帯びて楕円状の形をしています。複葉の植物はたくさんありますが、基本的にはクローバーの三小葉のように奇数の複葉が多く、偶数の複葉はかなり少ないとされています。そのため四つ葉のクローバーのような4つの複葉になるのは、普通の状態ではなく変異体とされています。
偶数の複葉のひとつに「四葉萩」がありますが、全国でも限られたところでしか見ることができず、東京、埼玉、近畿、四国、九州南部では絶滅危惧種の扱いになっています。
その確率は、1万分の1~10万分の1と言われており、わかりやすく言えば、交通事故に遭う確率や年末ジャンボ宝くじで4等(5万円)~3等(100万円)が当たる確率とほぼ同じとなっています。
四つ葉のクローバーはその希少性から縁起が良いとされていますが、日本でも三つ葉は「希望」「信仰」「愛情」の印として、残る1枚は「幸福」のシンボルとして言い伝えられています。
アメリカでも4つの葉には意味があり、
と、それぞれの葉に願いが込められ、4枚で「True Love(真実の愛)」を表すそうです。
ヨーロッパでは、三つ葉のクローバーはキリスト教の三位一体(父なる神、キリスト、聖霊)を、四つ葉のクローバーは十字架を表し、幸運のシンボルだと言われています。
一般的には四つ葉のクローバーが注目されていますが、五つ葉、六つ葉も存在しています。その確率はもっと低くなりますが、その確率があまりに低いため、宝くじの高額当選者が不幸になるかのように、この先悪いことが起きるのではないかという不安から忌み嫌うこともあるようです。
ヨーロッパの言い伝えでも四つ葉のクローバーを見つけた場合は、「誰にも言ってはいけない」「左の靴の中に隠しておくとよい」「着物の中に縫い込んでおくとよい」などど言われていますが、五つ葉を見つけたときは「隠し持っていると不幸になるが、人に贈ると受け取った人に幸運が訪れる」言われたり、「五つ葉を見つけるとすぐ病気になる」と嫌がられるそうです。
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